どんな人間も裸一貫からスタートしているにもかかわらず、どうして明暗が分かれてしまうのだろうか?
後悔先に立たず
昔からある格言として、「後悔先に立たず」というのがある。何か失敗をして不利益を被ったり、あらかじめやっておけば良かったのにやらずに万事休すになったりしないように、教訓として言われるのがこの言葉である。後悔は失敗をした後にしか起こらないから、そうならないために前もって考えろ、対策しろというわけだ。
このことからいい結果も悪い結果も、それまでにしてきた自分の行いがもたらしたものだということになる。
これまでの日々の積み重ねが結果をもたらす
例えば子供の学力なんかはよく親の年収で決まるなどと言われるが、いくら親の年収が高くても子供自身が勉強に打ち込まなければ落ちこぼれにしかならない。スポーツ選手になりたいと思っても、練習をしなければ補欠にすらなれない。収入だってそうで、高収入のポジションへ行くにはそれにふさわしいスキルを磨かなくてはならない。どんなことでも、全く労力なしに手に入るものなどないのだ。
しかもその多くは、若い内にしたことが巡り巡って結果に反映されている。
アクシデントが起こった時も結果に差が出る
そうなると、いかに若い内に準備していたかがその後の結果を左右するかわかるだろう。しかも、体力や頭脳を考えると最もタフなのは30才前半くらいまでで、それ以降は徐々に衰えていくから、それまでの期間にどれだけのことができるかがその後の結果に大きな影響を与える。
もちろん人生の途中で挫折を経験することもあろうが、若い内から取り組んできた人はアドバンテージがあるからリカバリーできて、立ち直ることもできる。しかし、何もしてこなかった人は手の打ちようがないから、没落するしかなくなる。
やらない・先延ばしは失敗の元
だからやらない、もしくはその内やるという考えは命取りである。林修先生ではないが、「いつやるの?今でしょ!」は正にそうで、若い内から仕込んでおかないと望む生活は手に入らない。勉強にしても、スポーツにしても、お金にしても、どれをとってもかけた時間がものをいう。そしてそれが一番効果的で効率のいい時期が若い時なのだ。
明るい未来を見たいなら、若い内に様々なことに取り組んで種を蒔いておくことが肝要である。
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