役所の生活保護課が最も過酷という現実
これを検証する例として、役所の生活保護課がある。ここは世間一般に弱者の部類に入る、生活困窮者に限って利用する部署だ。この生活保護課の状況や窓口でのやりとりが、判断材料にできる。
実はこの生活保護課、どこの区市町村であっても最も職員から不人気なのだそうだ。それだけならまだしも、1~2年ほどで異動もしくは休職になることが後を絶たないという。休職の場合、適応障害やうつ病、PTSDになるケースが多いというのだ。その理由が、半端ない仕事の過酷さ。
とにかく多忙な上、素行の悪い生活困窮者が多く、カスハラが常態化しているとのことだ。金銭管理ができておらずそれ故に生活保護を受けようとしているのに、横柄な人が珍しくないという。かつて生活保護課に配属されていたある人の話だと、8割くらいの人は素行が悪かったそうだ。つまり、生活困窮以前に人格に問題があるのだ。
知能や発達の問題を持っている人の中にも
また、境界知能(IQ70~84の人)などの知能の問題を持っている人や、自閉症スペクトラム(ASD)・ADHDなどの発達障害のある人なんかは、パーソナリティ障害や行為行動障害の併発率も健常者と比べると高いため、トラブルを起こす頻度も比例して高くなる。どうしても精神の未熟さ、自制心の弱さ、防衛機制の強さからくる頑固さがあり、人間関係での柔軟さや素直さに欠けるため、臨機応変な対応をせず他人と衝突してしまう。
さらに誘惑に対して弱く、簡単で楽なほうへ流されやすい。そのため快楽や欲のほうが勝ってしまい、規律や責任、我慢、良心の呵責、善悪の区別が育ちにくい特性を持つ者がかなりいる。その結果、無自覚に犯罪に手を染めてしまったり、欲望に抗えず有り金全部ギャンブルに使い果たしたりといった愚行を繰り返す者が少なくない。
そもそも他責思考で他人を攻撃しやすい傾向
こういった世間でいういわゆる底辺層の人たちの共通点として、他責思考がある。一般的に他責思考というのは、何かトラブルになった際にその原因が常に他人にあると反射的に考える癖のことである。そのため、よく考えもせず他人が悪いとすぐに決めつけるため、短絡的に他人へ刃を向けてしまいトラブルを自ら起こしてしまう。
しかもこれは裏を返せば、自分は悪くない、自分は絶対正しいという思い込みに支配されているということでもある。そのため自分の責任を認めないし、自分の問題から目を逸らすから自己改善せず、責任感や忍耐力、善悪の区別が身につかず、精神が成長しない。これがこの人たちの幼さにつながっている。
素行に問題ありすぎて、支援を打ち切るケースも
そしてこれがいき過ぎると、NPOなどの民間の支援者どころか行政や医療従事者も手に負えなくなる。支援者も所詮ひとりの人間だから、本能的に自分の身を護ることを優先する。その結果、支援を断られたり、打ち切られたりするケースがたびたび発生する。
大体、支援者は大量のクライアントを抱えており、自分が潰れるとその他大勢のクライアントが路頭に迷うことになる。一人のトラブルメーカーのためにその他大勢を犠牲にする訳には絶対にいかないから、支援を断るという英断を下さなくてはならなくなる。
だからこそ「弱者は護られるもの」という名目に甘えず、どんな状況におちいったとしても人としてのプライドを保ち、他人から快く支援してもらうために、素行だけは注意を払いたいものだ。
だからこそ「弱者は護られるもの」という名目に甘えず、どんな状況におちいったとしても人としてのプライドを保ち、他人から快く支援してもらうために、素行だけは注意を払いたいものだ。


















