私個人としては予算に限りがあるし、生活保護受給者が増加傾向にある中でこれ以上生活保護費がかさむと増税につながり、より国民生活を圧迫することになるので減額すべきだと思うが、今回はそこへの追求ではなく、別の面白い観点を見つけたので論じてみる。
何カ月もかけて得るのが、たった数万円
今回生活保護受給者は受給額をめぐって弁護士を雇い、交通費をかけ、何カ月にもわたって裁判を行った。それも一審だけでなく、二審、最終審まで、3ラウンドやった。そうなると結審するまで1ヵ月、2ヵ月では済まず、何カ月とか、場合によっては1年以上になるのかもしれない。
ただ、それだけの経費と時間と労力をかけて得るのが月換算にして1、2万円ほどというのは、かなり割に合わないと思う。正直、効率が悪いし、採算も良くないし、時間をかけ過ぎだし、決して賢いとは言えない。それだったら別の手段を講じたほうが、余程お金を得られやすいし、もっと早く効率的に生活を豊かにできる。
こういう経費計算ができていないところが生活保護を受ける遠因になるのだろうとも思うし、将来予測を立てられないところが判断を誤る原因なんだろうとも思う。こういう判断をしている限りお金はいつまでも入ってこないどころか、ただでさえ少ないお金がいろいろなところに使われてしまって常に金欠にならざるをえない。
富裕層は大金を1アクションで得る
その一方で富裕層はたった1アクションで大金を得てしまう。特に現代ではデジタル化されているので、自宅にいながら1クリックor1タップで大金を得ることができている。もちろんその前に何年、何十年もかけて仕込みをしているから膨大な時間を要しているといえばそうなのだが、労力自体はさほどかかっていない。明らかに富裕層のほうが圧倒的に効率良くお金を手にしている。
こういうところにすかさず着目して手を出すところがさすがと言える。計算高いし、無駄を嫌う富裕層ならではの判断である。この判断の可否が、貧富の差を生んでいるのだろうと思われる。
効率や採算ベースで判断できるか?
生活保護受給者はこういう富裕層のことをズルいだことの、不公平だことの言うが、とんだ的外れである。富裕層の採っている手段は至って真っ当なものだし、何ならほとんどの人に開放されているものだからだ。つまりちゃんと機会の平等が与えられているフィールドで、富裕層はお金を得ている。よって富裕層への非難は嫉妬からくる逆恨みにしかならない。
それはともかく、効率や採算を考えない判断は無駄を増やし、貧困をあえて自分から作り出す原因となる。その間違いを犯さないためにも、効率と採算は考えたいものだ。

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