だが、その割には職場の問題は解決されないことが多いし、従業員が能力アップすることは少ない。というか、有能な人はどんどんスキルを身につけ能力が上がり続けるものの、無能な人は足踏みし続けるばかりで格差が広がっていく一方だ。この傾向は日本において特に顕著で、業務効率化や生産性向上の足かせになっている。
こういう時に無能な人は、相談や質問を怠っているからだとよく言われてしまう。しかし過去の公的機関の調査から、相談や質問の回数自体はさほど大差がないことがわかっている。そう、相談や質問をしているにもかかわらず進歩をしていないのだ。
本当の原因は、相談・質問の回数や内容ではない
ちゃんと相談や質問をしているにもかかわらず、進歩が見られないというのは何とも不思議である。それなら上司や先輩、ベテランがキチンと指導できていないからと決めつける人もいようが、実はその前段階ですでに問題があるのだ。それは・・・
無能な人ほど相談相手に”同類”を選ぶ
というところだ。そう、解を知っている人に質問すれば解決するのに、無能な人はわざわざ解を知らない人に相談するから解決せず、能力が上がらないのだ。
有能な人はより優れた人を選んで相談するから、有用な手立てを得ることができて、進歩することができる。しかし、無能な人は自分と同じレベルの人を常に相談相手に選ぶから、そこから上へレベルアップすることができない。
有能な人はより優れた人を選んで相談するから、有用な手立てを得ることができて、進歩することができる。しかし、無能な人は自分と同じレベルの人を常に相談相手に選ぶから、そこから上へレベルアップすることができない。
しかも、これによってもうひとつ面白い現象が起こる。それは、相談していることには変わりがないから、データ上では無能な人でも同じ相談回数がカウントされる。しかし、上司や先輩には接触していないから、上の立場から見たら相談回数が少なくカウントされるのだ。だから上司先輩からは、相談しない人という評価になってしまう。
無能な人は抵抗感から、有能な人との接触を避けてしまう
ではなぜ無能な人ほど相談相手に同類を選んでしまうのかだが、それは無能な人の深層心理が働いている。それは、上の立場や有能な人など、優れた人に対して抵抗感があるからだ。
というのも、無能な人は自分自身に大なり小なりコンプレックスを抱えている。そのために自分の無能さを再確認させられる状況を改善の機会ととらえることができず、恐怖や屈辱にさいなまれるものと無意識にジャッジしてしまう。
しかし、同類ならその危険性がないため安心できるという理由だけで、解決にならないにもかかわらず選んでしまうのだ。つまり、防衛機制という人間が元々持っている本能がそうさせているのだ。
1回接触を持ってしまえば抵抗は薄まる
だからといって、いつまでも同類とばかり関わっていても、何も進歩しない。そこには何も得るものはないからだ。そして抵抗感があるからと避けていては、永遠に無能から抜け出せない。
実はこういう時の抵抗感は大抵思い過ごしのことが多く、実際に相談すると思いのほか何でもないということがよくある。しかも、何回も重ねるうちに慣れてくるのと、お互いの壁がなくなることで自然に抵抗感がなくなるものだ。
だからこそ思い切って上の人に相談したほうがいいのだ。そうすることで評価も上がるし、信頼感も生まれて事態はどんどん好転する。自分の仕事、生活、収入、人生を良くしたいなら、より上の人とコミュニケーションとれるようになることだ。

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