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2025年11月20日木曜日

成功者は成功率を、敗者は一攫千金を狙う

 以前このブログ内で努力以前に判断力がその後の人生を決めるという話をした。それにあたって、成功者と敗者で判断基準が同じなら判断を間違うことはないはずだ。しかし、結果が二分しているということは、この基準が両者では異なっているということだろう。

 では、成功者と敗者では何を基に判断しているのか?


 成功者 成功率や利率などの比率で判断


 成功者は非常に計算高いので、成功率や年利などの比率や確率を見て概ね成功しそうな方法を選ぶ。確実に結果を出すことを重視しているので物事の見方がシビアで、甘い判断はしない。そのため、プラスサムげーむかどうか、成功率がある程度高いかどうかを最も重視している。

 反対に、勝率が低いものやマイナスサムゲームのように全体のパイが小さくなるものは危険な投資先と判断して手を出さない。当たらない確率が高いし、連勝できなければ意味がないと自覚しているからだ。


 成功者 ハイスコアは狙わない


 しかも成功率の高さを重視するにあたって、成功者は一攫千金を狙わないという特徴もある。これは成功率がとてつもなく低いのと、マイナスサムげーむであること、何よりそんな甘い話はないのを重々承知しているからだ。

 成功者にとって重要なのは必ず結果を出すことであって、手っ取り早さに基準を置いていない。むしろ、確実な結果を手にするには手間がかかるのを熟知しているので、労することをいとわない。だから一つ一つの成功は小さくとも、しっかり確実に積み上げるほうを選ぶ。


 敗者 手軽さが何より大事


 敗者の価値観の特徴として楽を好み、面倒を避けるというのがある。人間誰しも感情があり楽をしたい、面倒なことはやりたくないという欲求を持っている。敗者は感情をストレートに出す人が多いので楽さを重視しがちであり、手軽なものに飛びつきやすいという特徴をもつ。宝くじに飛びつくのもこのためだ。


 敗者 一攫千金を狙う


 そのため敗者の基本戦術は、一攫千金になってしまう。手間が少ないので楽だし、一回当たりの最高賞金の額が〇億円となればローコストハイリターンに映るので、つい手を出してしまう。

 しかし結果はどうだろうか?当選確率なんて微々たるものだから、大抵はハズレである。しかもマイナスサムゲームなので、なけなしのお金を胴元に取られて終わりだろう。昔からギャンブルは胴元が儲かるといわれるのはこのためだ。

 さらにマズいのが、敗者はトータルのコスト計算をしていないから、収支がマイナスになっていることにも気付かないことだ。このせいで成功者との間に、どんどん差が生まれていることもわかっていない。


 成功率を重視し、着実に稼ぐのが真の勝者


 結局、一攫千金、一発逆転というのは確率的に難しい。しかも、こういうのは自分で操作することができないので、確率や利率を上げることができない。なので成功したいのなら、自分で操ることができるもので確率の高いもの、そしてあまり欲をかかずほどほどに達成できるものを選んだほうが、結果として最も大きな利益となりやすい。

 敗者の基準を持っている人は、危険信号なので今すぐ変更をおすすめする。判断基準の修正は成功への必須スキルだ!




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