住宅ローンを3年で返した方法(節約編)
長年にわたる住処にしたり、家賃収入を得るための投資先にしたりして、住宅を買われる方は多いかと思います。その際にほとんどの方は、ローンを組んでいるかと思います。しかも返済期間が20年とか30年とか、人によっては定年退職後もローンの返済をしなければならないなんてケースもよく聞かれます。
私も10年20年と住むつもりで、マンションの一室を購入しました。一般庶民なので一括払いなどできるはずもなく、ローンを組みました。しかも専有面積がわずかに足らず、公的住宅ローンの一種である「フラット35」が使えませんでした。結果汎用型のローンを使わざるを得ず、フラット35より金利が高くなってしまいました。
しかしそんな私が住宅ローンをなんと、「3年」で完済しました。そのために何をやったのか、今回は節約をテーマに書きます。
ゲームの課金を止める
マンションを買う前、私はスマホのゲームにはまっていました。最近のゲームはただプレイするだけなら無料できるものが多く、気軽に手を出しました。しかし自分のユニットをより効率よく強くするには、課金するのが手っ取り早い。その罠にまんまとはまり、月3万円使っていました。
それでもその頃は他に出費するものが特に無かったので、家計は回っていました。が、事情が変わりマンションを購入し、ローンの返済をしなくてはならなくなったとなれば、話は別です。そこで、きっぱりとスマホゲームを一切やめました。これによって月3万円捻出しました。
洋服を買わない
服や靴をほぼ買わなくなったのも、節約につながっていたと思います。
20代の頃は、VANSと洋楽バンドとのコラボレーション・スニーカーやバンドTシャツ、本革のロングブーツなどアパレル関係に割とお金を使っていました。特に海外のバンドが好きで、そのグッズを買い集めていました。ロゴマークが入っているだけで、欲しくなってしまうんです。
しかし30歳過ぎて落ち着いてきたのか、そういう欲が無くなってしまいました。今ではたまにユニクロで買うか、家族からもらうか、過去に買った物で着まわすかで生活しています。そしていつしかそれが当たり前になり、今でも洋服にはほとんどお金をかけていません。まあ、VANSのスニーカーは今でも欲しいですが・・・。
靴下は同じものをそろえる
靴下は柄や色をそろえるように3セットくらいまとめて買っておくと、節約になります。穴が開いてもスペアがあるので、穴が開いていないほうは捨てる必要がなくなるからです。単価が安いので効果は低めですが、靴下は消耗品なので地味に節約効果があります。
ただし柄も色も一緒の靴下ばかりになるので、ワンパターンなコーディネートにならざるを得ないのがネックです。
趣味のチェンジ
マンション購入前、私はレザークラフトを趣味にしていました。その頃は1階に住んでいたので、音を立てても階下がないので自由にできました。しかし別のマンションの上の階へ引っ越したため、騒音のクレームが来ることが予想されたので、レザークラフトを止めざるを得ませんでした。
その結果、原皮購入費や道具代をカットすることでき、出費を抑えることにつながりました。そもそもレザークラフトはかなりお金のかかる趣味なので、これは大きかったです。道具と原皮代で20万円くらいはかかっていたので、続けていたら倍々計算でかかった可能性があります。
ちなみに、現在は反対にお金になる事を趣味にしています。
百円ショップで買わない
これは意外に思われるかもしれませんが、百円ショップを利用しないほうがお金を節約できます。というのも、百円ショップの商品は安かろう悪かろうなので、元が取れないものが多いからです。
その上単価が安いので安易に買いやすく、無駄な買い物が増えてしまいがちです。結果一回当たりの購入額が小さくても回数を重ねてしまい、合算すると多額の出費なっていることに気づきにくいです。
実際経済学の研究でも、お金持ちより中低所得者のほうがこういう細かい出費の数が多いという結果が出ているそうなので、理にかなっていると思います。
なので文具や事務用品など実用的な消耗品を買うにはいいですが、ついでにお菓子を買ってしまったり、家庭用便利グッズなどを買わないようにすることが必要です。なので私はそもそも百円ショップへ行かないようにしていました。
買うならいいものを買う
これはお金持ちがお金持ちたるゆえんあるあるですが、良いものを買うとお金を節約できます。なぜかというと、壊れにくいから。つまり、買い替えのスパンを長くできるのです。
また靴下の話ですが、ファストファッションの靴下だとすぐに穴が開きます。コストカットするために粗末な素材を使わざるを得ないからです。そのため、すぐに毛玉ができたり、穴が開いたりして、捨てなくてはならなくなります。
しかし良いものを使っていると、そのようなことが起こるスピードを遅らせることができます。結果、新たに買うための出費を抑えられる上、購入のためにかかる手間と時間も節約できます。
これらのことをやって私は節約し、住宅ローンを3年で完済することができました。役に立ちそうと思った方は、ぜひやってみてください。
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