2025年6月27日金曜日

複数の選択肢から自分でわざわざ選んだ以上、責任は自分にある

 人生というのは無限の選択の連続である。その選択は大きいものだけとは限らず、自分では気づかないが日々の小さいものも無数にある。小さいからこれくら大丈夫だろうとか、その後には影響しないだろうとか考えがちだが、人生の良し悪しを左右するのはそんな小さな選択が決め手となることが多々ある。

 そしてそれが些細なことであったり、習慣化していたりすると、紛れもなく自分で選択していても気づかないことが多い。それどころか習慣化してしまっている上に、他責思考を持っていると環境要因にしてしまって人生の選択を誤っていると認識されず、転落の人生を歩む人も少なくない。中には家庭環境が悪かったから、障害があるから、社会が悪いから、政治が悪いから、こういう運命だから仕方なかったんだという人もいるだろう。

 だが実際には自分の選択次第で変えられるものは無限にあるし、自分でできるものもまた無限にある。もっと言えば、今までの人生何も選んだことがないという人は、絶対にいない。何を飲むのか、何にお金を使うのか、誰と付き合うのか、勉強するのか、どんな仕事をするのかというのは誰しも経験しているし、普段から選択しているものである。そしてその選択は自分自身が行っている。このことから、自分で運命を変える機会はいくらでもあるし、その多くは小さなもので、自分でもできたものばかりだ。

 ゆえに自分でした選択は、自分の責任に他ならない。である以上、他人のせいにできないし、自分の責任を全うしなくてはならない。そしてこれが自分の人生を自分に取り返すということであり、自分軸で生きるということである。

 他人や環境のせいにするのは他人へ依存しているので、自分の人生に他人を介入させており、他人に翻弄されることになる。加えて他人の責任を押し付けられるのは誰しも嫌なことなので、他人はあなたの責任を決して取ってはくれず、自分の思い通りにはならない。なので自由が利くのは自分自身だけである。もし自由になりたい、少しでも増しな人生にしたいというなら、自分の選択にキチンと自分で責任を取らないと始まらない。




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