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2026年7月7日火曜日

日本人はお金の使い方がヘタ






 ここのところ、日本では貧富の差が広がっていると言われている。昔であればベルカーブといって、中間層が最も多くそこから外れるほど少なくなる傾向があった。しかし、ここ近年はその中間層が二極化して、フタコブラクダのようなカーブに近づきつつある。

 そんな状況を憂いつつ病院の病棟清掃をしていると、面白い傾向に気がついた。なんと民族によってゴミの種類が違うのだ。そしてそれは、明確に金銭管理に影響するものだ。


 飲料のペットボトルに見る差異


 都市部の大病院であると日本人に限らず、外国人も度々入院する。特にここ近年はインド・ネパール系の移民が増えており、病院内でも珍しくない。ほぼ毎日誰かしらインド・ネパール系の人が入院しているので、かなりの数を見てきている。

 そんな状況下で日本人とインド・ネパール系では、買い物において決定的に違う点があることに気がついた。それは「ペットボトルのサイズ」だ。日本人はほぼすべての人が500mlのサイズを好んで購入するのに対して、インド・ネパール系は多くの人がサイズの大きい2Lを購入していた。

 病院という特性上、飲料の種類をあまり選べないので、そこに対する差異を認めるのは難しいが、それでも日本人は緑茶と麦茶とミネラルウォーターと、バリエーションが見られる。これに対してインド・ネパール系はほぼミネラルウォーターのみで、それ以外のペットボトルを見るのはまれだ。


 快適さ優先の日本人


 このことからわかるのが、日本人は風味や手軽さを優先して、コストを二の次にしているということだ。これに対してインド・ネパール系は、徹底してコストパフォーマンスの良いものを選んでいる。

 このコストの面をもっと深掘りすると、自動販売機で500mlのミネラルウォーターを買うのと、スーパーで2Lのミネラルウォーター買うのとではどうだろうか?恐らく値段はほぼ変わらない。下手するとディスカウントストアで買えば、2Lのミネラルウォーターのほうが安い場合も少なくない。コストパフォーマンスを考えたら圧倒的に2Lである。

 にもかかわらず、日本人は500mlを選び、それどころか風味のついた緑茶や麦茶を選ぶ。もちろん何を選ぶかは自由なのでそれを承知であれば構わないのだが、こういう買い物の仕方を続けていては塵も積もれば山となるでドンドン財布からお金が逃げてしまう。


 自分で自分の首を絞める日本人


 これはほんの一例で、日本人は本当にお金の使い方がヘタだと思う。こういう普段気にも留めないような細かいムダな出費に鈍感な人は実に多い。鈍感であるがゆえに気づかず、何回も繰り返し、気がついたら何10万とかいった金額に膨れ上がっていることも少なくない。

 特に飲料のようなものは、消耗品だし生活必需品でもあるので、購入回数は天文学的数字になる。塵も積もれば山となるが如実に出る買い物であるから、どんぶり勘定でいるとたちまちお金を失う。

 しかもこれから日本の経済や社会状況を考えると、庶民のお財布はどんどん厳しくなるだろう。今まで通りお財布の紐が緩いと、貧困層への転落は免れない。こういう細かいところの家計の見直しができるか否かが、生き残りの明暗を分けるだろう。




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