保険の申し込みから責任開始までの流れ

民間保険の場合、申し込みをした日から保険金や給付金が支払われるわけではありません。少なくとも保険料の支払いがないと、工面できないからです。

なので今回は、保険契約の申し込みの流れを図にしました。

その前に用語の説明を

保険契約の世界には、業界用語や業界独自の意味を持ったワードがあります。まずそれを整理します。

申し込み:加入の申し込みをすること。申込用紙に必要事項を記入して、提出すること。

告知:保険会社から必要事項の健康状態について聞かれた際に、答えること。告知しなかったり、虚偽だったりした場合は告知義務違反となり、契約解除されます。

診査:加入申し込みにあたって、医師が行う身体検査。保険商品によっては、告知の際に求められる場合があります。

承諾:加入申し込みを保険会社が認めること。

責任開始期:保険会社が保険金や給付金の支払いなど、契約上の責任を開始する時期。責任開始日とも言う。

いつから責任開始するのか

では、いつから保険会社は責任開始してくれるのかということですが、①保険契約の申し込み、②告知(診査)第一回保険料の払い込みの3点全てが完了したときからです。


つまり保険会社側の手続きである承諾は関係なく、保険契約者(顧客)側の手続きさえ完了していれば、責任開始されるということです。

逆にこの3点いずれか未完であった場合は責任開始期が定まらないため、保険金や給付金の受け取りはできませんのでご注意ください。

コメント

このブログの人気の投稿

国内SRSの手順と対応クリニック(準備編)

歩き方に出る男女の違い

SRSで得られる物、得られない物、再整理