よく左翼的価値観を持っている人は、権利はただで手に入るもので、平等の観点からそうあるべきと主張する。大人としての良識を持つ成熟した人からしたら、あまりに単純で無責任で安易な思慮の浅い幼い考え方だというのがわかるのだが、左翼は学習とシミュレーション能力が弱いせいか権利の意味とそれが持つ責任がわからないようだ。
そこでここでは、権利について詳しく説明する。
権利とは何か?
大体、何かにつけ権利、権利と叫ぶくせに、権利の意味がわからないというのはおかしな話だ。明らかに自分の利害という一側面だけでしか捉えていないし、自分視点、つまり主観しか頭にないという点で人格形成における未成熟さを露わにしている。あまりに視野と見識が狭く、閉鎖的で利己的である。
まず前提として、権利とは社会や人間関係の中でしか生まれない概念である。なぜなら自分一人の世界なら権利を主張する必要がないからで、自分や仲間の利害だけでは権利は成り立たない。異なる利害を持つその他大勢との兼ね合いや、社会全体の効率や採算など様々な調整が必要になるので、一人の人間や一つのグループのみの価値観だけで決めていいものでは決してない。
さらに、権利という語彙上の意味としては、
①権勢と利益。
②【法】一定の利益を主張し、受けることを法律が一定の資格者に認めた力。
③ある事をしてよい、またはしなくてよいという資格。↔義務
(参照:旺文社国語辞典改定新版)
とある。
②【法】一定の利益を主張し、受けることを法律が一定の資格者に認めた力。
まず重要なのが、②である。【法】とある通り、法律上の規定があるということだ。なので、これを踏み越える行為や主張はしてはならないことを意味する。
さらに、一定という言葉が2回も使われている通り、無制限ではなく、制約や限度があるということが明記されている。
そして資格者とある。つまり、社会との関係から誰でもいいというわけではなく、ちゃんと必要なルールを理解し、それに即した行動をとれると認められた人でないといけないと規定している。そしてルールを問われる際には責任をとれるかどうかも問われるので、自分の利害を求めるだけではだめで、伴って発生したトラブルに対して責任を果せるかどうかも義務付けている。
そして資格者とある。つまり、社会との関係から誰でもいいというわけではなく、ちゃんと必要なルールを理解し、それに即した行動をとれると認められた人でないといけないと規定している。そしてルールを問われる際には責任をとれるかどうかも問われるので、自分の利害を求めるだけではだめで、伴って発生したトラブルに対して責任を果せるかどうかも義務付けている。
③ある事をしてよい、またはしなくてよいという資格。↔義務
もう一つ考えなくてはならないのは、③の末尾にある「資格。↔義務」の部分である。↔の記号は対義語を表しているので、義務とは反対の意味を持つことを示している。
ということは、義務と引き換えであることを意味しており、資格を喪失した場合は義務を果たさなくてはならない。
つまり、
権利はタダではなくて、権利=ルール+責任⇔義務と引き換え
である。
なぜ左翼は権利=タダと考えてしまうのか?
ここで疑問になるのが、なぜ左翼は権利をタダで手に入れるものと考えてしまうかだ。そこで確認しないといけないのが、支持層だ。
左翼の支持層は主に、障害者、不法滞在者、生活保護受給者、LGBTなどのいわゆるマイノリティとされている人々、その中でも特に極端な思考を持っている人が中心だ。この極端な考え方をする性質があるため、シングルフォーカスの特性が出てしまい自分の利害しか目が行かないという現象を引き起こしてしまう。
さらにこれらの人々は、同時に精神疾患や神経発達の遅れ(いわゆる発達障害)を抱えていることも多いことが知られている。
左翼の支持層は主に、障害者、不法滞在者、生活保護受給者、LGBTなどのいわゆるマイノリティとされている人々、その中でも特に極端な思考を持っている人が中心だ。この極端な考え方をする性質があるため、シングルフォーカスの特性が出てしまい自分の利害しか目が行かないという現象を引き起こしてしまう。
さらにこれらの人々は、同時に精神疾患や神経発達の遅れ(いわゆる発達障害)を抱えていることも多いことが知られている。
それゆえに考え方が幼く、年相応ではない(精神科において、発達障害者は実年齢に対し精神の成熟度が2/3~1/2程度と目している)ため、大人としての考え方やモラルが身についておらず、自己中心的な発言や行動、態度に出やすい。これは自他の境界線が大人になっても出来上がっていないのと、他者視点を持てないことによって他人の権利や利害を侵害していることに興味がなく、わからないからである。
これによって他者との関わりがあって初めて成り立つルールやモラルというものにも関心も理解もなく、自分の利害しか目に入らないから、「権利=タダ」という世間一般の社会倫理から逸脱した思考を持ってしまう。
これによって他者との関わりがあって初めて成り立つルールやモラルというものにも関心も理解もなく、自分の利害しか目に入らないから、「権利=タダ」という世間一般の社会倫理から逸脱した思考を持ってしまう。
彼らが手にするべきは権利ではなく、
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