2025年8月11日月曜日

社会で取り残されるのは、自己変革しないから

 いつの時代にも取り残される人がいる。もしかしたら9割がこの部類かも知れない。この取り残される人とは根本的にどういう人かを知ることによって、自分がそうならないようにするための切っ掛けになるので読んでほしい。

 では言わせてもらう。取り残される人とは、

 「変わらない人」

だ。自己変革をしない人と言い換えてもいい。

 頑固な人、優柔不断な人、臆病な人、保身的な人。何でも、変わらない人は取り残される。当たり前といえば当たり前だが、ほとんどの人は思い当たる節があるのではないだろうか?そしてこれの傾向が強ければ強いほど、落ちこぼれる度合いも大きくなる。

 ここで考えてほしいのが、こんなにわかり切っているのに、なぜそれでも多くの人が変わらない選択をしてしまうのかだ。それは・・・

 「脳の働き」

に、従順になっているからだ。別の言い方をすると、

 「現状維持バイアス」

だ。人間は基本的に、予測のつかないことに不安を感じ、予測できることに安心感を持つ。変化は予測がつかないので不安を感じるが、現状維持は予測しやすいので(それが的確とは限らないが)安心感を生みやすい。だから、自然と変わらない方が無難であるように思ってしまうのだ。

 さらに、人間の脳はフル稼働をすることを避けようとする性質がある。疲れてストレスが溜まることを防ぐためだ。そのために、サボりたいという欲求を感じさせて、サボらせたり、手を抜かせたり、飽きさせたりする。この脳の性質にどう立ち向かうかで運命が決まってしまうので、現状維持への誘惑が芽生えたら脳が邪魔しようとしていると考えていい。

 この脳の特性を理解して変われる自分になれば、取り残されることはなくなるだろう。

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