しかし、その中には相反関係になっていて両立できないものが多くある。最近こういうことがわからない者が目立つだけでなく、のさばるようになってきた。ないものねだりの願望をSNSに書き込んで炎上させたり、活動家として政治へ圧力をかけたりする者が、いいことではないが珍しくなくなった。酷いと学校にも押しかけ特別授業まで行わせる者までいて、狂気の沙汰となっている。
そこで、ここでは両立できないもの、叶わないものを表にする。これらを求め、努力しても実現しないので、要チェックだ。これらを希求している限り自分の人生は決して改善しないし、下手すると拗らせて社会的トラブルを生み出すわがままな人にもなりかねない。点検の意味で確認していただきたい。
両立しない物事
| 願望 | 対極 | 両立しない理由 |
|---|---|---|
| 昇給 | 物価安 | 物価安では昇給するための原資が得られないから |
| 無資格・無スキル | 上位転職 | 資格やスキルという希少性に対して市場価値がつくから |
| 高収入 | 確実性 | 確実性が高いものは多くの人が群がって、一人当たりの取り分が減る |
| 減税 | 高福祉 | 福祉の財源は公費だから |
| 細やかなサービス | 働き方改革 | 1人あたりの仕事量が増えるのに、時間がとれないから |
| 学校での個別指導 | 教員の負担軽減 | 教員減と30人学級の状況では、子供1人当たりの時間は分散するしかないので矛盾する |
| 低い年金納付額 | 高い給付額 | 当たり前だが、採算が合ってないから破綻する |
| 平和・人権活動 | 暴力・暴言・誹謗中傷 | 言行不一致だから |
| 傍若無人な行為 | 理解促進 | 他人が嫌がる行為をする人間に好感を持つ人はいないから |
| 生活保護受給者・受給額増 | 労働者減 | 納税者が減る中で生活保護拡大は、増税か財政破綻の2択になる |
| 健康保険適用拡大 | 健保組合の赤字解消 | 出費の拡大or削減という真逆の構造 |
| 安価な医療 | 病院の倒産危機 | 赤字経営を強いる診療報酬では存続できない |
| 何でも公費頼り一辺倒 | 国民負担軽減 | 請求額は増、予算は減で矛盾がある |
| 景気後退期の正社員登用維持 | 景気回復 | 景気に見合わない過剰な人件費のせいで、企業倒産の加速 |
まとめ
こういった事例は尽きることがないが、このように両立しないケースというのはたくさんある。正反対の関係にあるので、両方を求めても絶対に叶うことはない。実行に移すためには、どちらか一方を捨てることが必須だ。そして、このどちらか一方を捨てて確実に実現させることを”現実主義”とか”大人になる”という。両立しないものを求めている限りは絶対に実現しないし、無理に推し進めても他人を犠牲にするので反感を買い、わがままの烙印を押される。そしてそういう願望は心理学ではダブルバインドと呼ばれ、人生を棒に振ったり、メンタルの悪化を招いたりして悪い末路をたどることから、脱却すべしとしている。
経済においても足を引っ張ることになり、国民の所得が下がり、貧困を招く要素でもある。こういう両立できないことは、求めてはならないのだ。


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