正社員・公務員の健康保険と国民健康保険の比較

健康保険には正社員・公務員の健康保険(社保)と国民健康保険(国保)の2種類があるのは、ご存じの方は多いかと思います。

しかし、具体的に何が違うのかまで把握していない方も、いるのではないでしょうか。そんな方のために、二つの違いを表にまとめました。
  
会社員・公務員の健康保険 国民健康保険
対象者 ・正社員
・公務員
・上記二つの被扶養者★(扶養家族)
・会社の制度によっては、非正規労働者でも加入できる場合がある
・アルバイト・パートタイマーなどの非正規労働者
(会社の保険に加入している非正規労働者は省く)
・自営業者
・定年退職者
・左の健康保険に加入できない人
保険料 労使折半
(会社・役所と被保険者である労働者で半分ずつ負担)
・全額被保険者が負担
給付
内容
・療養の給付(家族療養費)
(業務災害は含まない)
高額医療費
傷病手当金
出産手当金
・出産育児一時金
(家族出産育児一時金)
・埋葬料(家族埋葬料)
・療養の給付(家族療養費)
(業務災害は含む)
高額医療費
・出産育児一時金
(家族出産育児一時金)
・埋葬料(家族埋葬料)
 ※一般的に傷病手当金と出産手当金の給付はない

★被扶養者の規定
1.日本国内に住所を有していること
2.被保険者に扶養されていること
3.年収130万円未満(60歳以上または障害者は180万円未満)
4.被扶養者の年収が、被保険者の1/2未満
※勤め先の従業員が501人以上(令和4年10月からは101人以上、令和6年10月からは従業員51人以上)などの一定の要件に当てはまる場合は、年収106万円以上あれば被保険者となる。この場合年収130万円未満であっても、扶養者とはならないケースもある。

なお、会社の健康保険についての概要はこちらに記載してますので、ご覧ください。
会社の健康保険について

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