そこで、ここでは真のお金持ちの実態とはどんなものかを紹介する。意外なことが多いので、刮目していただきたい。
意外と贅沢には興味がない
テレビで紹介されるような金持ちには高級ブランドや高級車、高級マンションを所有している人が多いので、贅沢を極めまくっているイメージを持っている人が多いが、実際にはそういう人は少数派である。富裕層(総資産1億円以上)の半分以上は贅沢を好まない。なぜかというと、
①資産が目減りするから
②贅沢をした分だけ、金融商品を買えなくなるから
③お金を持っているのをバレたくないから
④高級品に興味がないから
⑤陰キャだから
⑥そもそも欲がないから
である。なので、意外とタワーマンションには住まない。見栄の張り合いになるところなんて余計な出費がかさむので、資産形成に支障が出るから損と判断する。だから、結構地味な人が多い。
全米一の投資家とされるウォーレン・バフェット氏は若い頃に買った安い一軒家に未だに住んでいるし、食事はマクドナルドにコカ・コーラ(大好物らしい)、来客にもマクドナルドというから驚きだ。
全米一の投資家とされるウォーレン・バフェット氏は若い頃に買った安い一軒家に未だに住んでいるし、食事はマクドナルドにコカ・コーラ(大好物らしい)、来客にもマクドナルドというから驚きだ。
人当たりがいい
これも世間で言われていることと真逆である。お金持ちというと金の亡者のイメージを持つ人が多いため、意地汚いとか、ケチとか、ずる賢いとか言われるが、大抵の人はそんなことをしない。それどころか実際に会うと、お人よしの人が多いものだ。
それもそのはずで、投資家は赤の他人が事業を起こすのに本人に代わって大金を投じてくれるのだ。経営者なら人が良くないと従業員が定着しないし、固定客も得られない。そもそもお金は人の縁が運んでくるものなので、人格は非常に重要な要素なのだ。格言に「金持ち喧嘩せず」というのがあるが、正にその通りなのである。
それもそのはずで、投資家は赤の他人が事業を起こすのに本人に代わって大金を投じてくれるのだ。経営者なら人が良くないと従業員が定着しないし、固定客も得られない。そもそもお金は人の縁が運んでくるものなので、人格は非常に重要な要素なのだ。格言に「金持ち喧嘩せず」というのがあるが、正にその通りなのである。
反対に生活保護の窓口を担当している職員の話を聞くと、受給者には態度の悪い人が多いというのはあるあるだそうだ。自分勝手だったり、人の話を聞かなかったり、横柄だったり、何かあるとすぐ怒鳴りつけたりと、人としての最低限のマナーがない人は珍しくないという。この点でも、やはり人格によって所得や資産に差が出るのがわかる。
資産に占める現金が少ない
これはリテラシーがないとわかりずらいのだが、意外と彼らは現金を持っていない。むしろ、現金を持つ方が損だと考えている。なので、銀行口座には生活するのに最低限必要な額しか入れておらず、大半は証券などの金融商品が占めている。
さらに彼らが増やした資産にも、ほとんど現金は含まれていない。金融商品の相場が上がることによって、自身が保有している資産の仮の金額も加算されているだけなので、現金を得ているわけではないのだ。
さらに彼らが増やした資産にも、ほとんど現金は含まれていない。金融商品の相場が上がることによって、自身が保有している資産の仮の金額も加算されているだけなので、現金を得ているわけではないのだ。
実際、総資産ランキングに名前が挙がるような海外のCEOは、総じて紙切れでしかない自社株を報酬として受け取っている。この自社株の価格上昇がほぼ資産増に比例しているので、会社の売上金を資産にしている訳ではない。その上、株の売買は社外の人間相手にするものなので、自社のお金を流用するものではない。
ギャンブルをしない
ラスベガスやシンガポールのカジノでお金持ちがギャンブルするイメージを持っている人もいるだろう。そういう人もいないわけではないが、大多数のお金持ちは基本的にギャンブルには手を出さない。
お金持ちはお金のことに関してはシビアなので、年利換算をする癖がついている。ギャンブルは胴元が儲かるシステムなのでマイナスサムゲームであることを知っているから、年利がマイナスで資産減する危険な投資対象という見方をするので、手を出さないのだ。金持ちでギャンブルに手を出すのは、見栄と承認欲求に囚われた人でしかない。
それに、公営ギャンブル(競馬、競艇、競輪、オートレース)で富裕層と低所得層、ギャンブル依存で富裕層と低所得層、どちらが多いだろうか?圧倒的に低所得層だろう。周囲を見渡しても金持ちがギャンブルに手を出していないのがわかる。
それに、公営ギャンブル(競馬、競艇、競輪、オートレース)で富裕層と低所得層、ギャンブル依存で富裕層と低所得層、どちらが多いだろうか?圧倒的に低所得層だろう。周囲を見渡しても金持ちがギャンブルに手を出していないのがわかる。
結構100均が好き
意外とお金持ちは100均を利用する。実際オイルマネーや高級リゾートで潤うドバイでも、日本の100均は盛況だ(中東で売ると230円~300円くらいの価格にはなるそうだが、それでも安い)。
お金持ちというのは、長く使うものは丈夫でしっかりとしたものを好む一方、消耗品にはあまりお金をかけたくないと考える人が多いため、100均で十分と割り切る傾向にある。日用品やキッチン用品、ツケマなどの使い捨てコスメなんかは100均でいいという人が珍しくない。
意外とこういう細かいお金をケチるタイプが多いというのは、お金持ちの間ではあるあるな話らしい。
お金持ちというのは、長く使うものは丈夫でしっかりとしたものを好む一方、消耗品にはあまりお金をかけたくないと考える人が多いため、100均で十分と割り切る傾向にある。日用品やキッチン用品、ツケマなどの使い捨てコスメなんかは100均でいいという人が珍しくない。
意外とこういう細かいお金をケチるタイプが多いというのは、お金持ちの間ではあるあるな話らしい。
そんなわけで、世間で言われているお金持ちのイメージがいかに虚構なのがわかるだろう。そして、これらに共通するのが、地味で物欲や気分の波が少ないというところだ。そのためにお金を残しやすく、その残ったお金を運用してしまうから余計に資産が膨らんでしまう。
つまり、自分で自分の気分をコントロールができるかが、お金持ちになるためのカギということだ。
